キャンプ場予約システムを定額制でリリースしたわけ
キャンプイズムでリリースしたキャンプ場予約システムサービスは、月額固定料金制にしました。多くの予約システムが1泊あたり手数料が発生するビジネスモデルを提供していますが、キャンプイズムの予約システムサービスは定額制になります。
キャンプ場の規模に応じて月額掲載料を4段階に分け、システム利用料は固定となります。
予約システムは定額制にしてほしいという要望から
一つ目の理由としては、キャンプ場予約システムに関しては定額制にしてほしいという要望が、これまでお話してきたキャンプ場オーナー様からの声として多かったということです。
プロモーション映像を提供開始した2016年ころから、キャンプ場オーナーさまより定額制での予約システムを提供できないかという話を頂いてきました。手数料制だと、導入ハードルは下がりますが、運用していくと年間トータルコストが大きくなってしまうという現状があります。
ホテル・温泉業界からのアラーム
キャンプ場よりも先に予約システムが広がった温泉、ホテル業界の動向を確認すると、キャンプ場における予約システムの将来が少し見えてきます。
温泉・ホテル業界においては手数料制のポータルサイトが広がりましたが、その手数料による利益率軽減が経営を圧迫しています。アパホテルや星野リゾート、東横インなどをはじめ、独自のシステムを構築し、ポータルサイトに頼らない企業が成長を続けるようになりました。一方個人経営や一軒宿など、自社での予約システム投資が出来ない宿泊施設や知名度があまりない宿泊施設は、ポータルサイトへの手数料から脱却できずに疲弊してきているという状況が続いています。
キャンプ業界においても同じ状況になりつつあります。認知度が高く、自社システムで十分な集客が出来るキャンプ場を除き、予約システムの体制を見直すキャンプ場が増えてきています。
キャンプ場予約システムに新しい選択肢を
予約システムを定額制にするだけでなく、キャンプイズムフィールドからの新規顧客獲得の導線を設置することで、コスト削減+認知度アップに役立つサービスとなりました。
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